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顔・胸・背中などにできる赤いプツプツを一般的に「ニキビ」と呼びますが、正式には「尋常性痤瘡」という皮膚疾患です。毛の根元にある袋状の部分(毛包)や皮脂腺が詰まり、炎症などを起こしている状態です。
ニキビには「ピーリング」「飲み薬(内服薬)」「美容点滴」などで対応します。 ピーリングは、酸性の薬剤を肌に塗り、古い角質を溶かして肌を再生させる治療方法です。刺激や副作用の心配はありません。「ミラノリピール」、CHRISTINA(クリスティーナ)の「アンストレス」「ローズドメーラ」を用います。 いずれも、一回限りの治療ではなく、ある程度の期間通院しながら改善を目指していただきます。
ニキビ跡は、ニキビの炎症によって皮膚がダメージを受け、傷跡が残ってしまったもので、赤み・色素沈着・クレーターといった状態で表れます。ニキビ跡に対しても、ニキビ同様にピーリングを行ったり、「ダーマペン」を用いたりします。 ダーマペンは、極細の針がついた医療機器で肌に小さな穴を開け、それによって再生治癒力を引き出してトラブルを改善するという治療法です。
治療と並行して、化粧水や洗顔料といったスキンケア化粧品を使うことで、予防効果・治療効果を高めていきます。