脂肪溶解注射とは
内科で脂肪肝や脂質異常症（高脂血症）の治療に使われていた薬剤を、美容分野に活用する方法です。薬剤を皮下脂肪に直接注射すると、薬液の浸透した部分の脂肪が破壊・溶解するという仕組みで、溶けた脂肪は血管を通り、汗や尿と一緒に体外に排出されます。小顔や（部分的な）痩身をご希望している方におすすめしています。 脂肪溶解注射には成分の違いによってさまざまな種類がありますが、当クリニックでは、「BNLS Ultimate」という注射を採用しています。 注射をしたからといってすぐに脂肪が解けるというものではなく、クリニックで、またご自宅でのマッサージもポイントとなります。
「BNLS Ultimate」とは
BNLSは、植物由来成分（天然ハーブ）が主成分の脂肪溶解注射で、「BNLS Ultimate」は、このBNLSの中でも効果が期待できるといわれています。 FDA（アメリカ食品医薬品局・日本の厚生労働省にあたる機関）に脂肪溶解の効果が認められたデオキシコール酸が配合されており、さらに、脂肪燃焼作用があるアーティーチョークや肌の再生・老化防止に関与しているコエンザイム10なども有効成分として含まれています。 脂肪分解・リンパ循環・肌の引き締めなどの作用があり、特にフェイスライン・顎下・鼻といった顔への施術で効果が期待できます。施術後の腫れや痛みが少なく、効果を早く実感できるのも特徴です。
治療の流れ
1カウンセリング
体形・体質・年齢により薬液の量や箇所が異なるため、カウンセリングしてからの施術となります。
歯科分野における口腔内の診査で左右のバランスを細かく分析・確認した上で、液の注入量を調節します。
2注入
注入箇所にカニューレ（極細の針）を用いて、慎重に薬剤を注射します。
麻酔をご希望の方は、予めお申し付けください。今までに麻酔で気分が悪くなったり、アレルギーが出たりという経験がある方は、その旨もお伝えください。
3治療後
注入した部位をマッサージして、液を浸透させます。
体調不良などがなければ、施術直後にお帰りいただけます。
※施術時間は1回15分程度ですが、より高い効果を得るために1週間ごとに3回の施術をおすすめしています。また、痩身メニューとの併用も可能です。詳しくは医師までお問い合わせください。
注意点
- 感染や炎症がある場合はご利用になれません。
- 施術直後は注入部位が液で膨みますが、心配はいりません。
- 施術した部分にあざができたとしても、7日以内に消失します。
- 施術後3日間はサウナをお控えください。
- 施術後3日間の有酸素運動を推奨します。（少なくとも1時間）
- 個人差はありますが、効果が感じられるのは施術後3日以降です。
料金
| BNLS【1㏄】 | 13,200円 |
|---|---|
| 両頬【約4㏄】 | 33,000円 |
| 顎下【約2㏄】 | 22,000円 |
※料金は税込みです。
